今回は『遠藤さくらの個人PV「言えない。」』についてまとめました!

27thシングル「ごめんねFingers crossed」(2021年6月9日発売)Type-Aに収録された4期生 遠藤さくらの個人PV「言えない。」
今回で3回目となる個人PVです。3作品全て高校生の青春ストーリーが描かれています。
多くのメンバーが複数の個人PVを出していますが、3つ全て同じ役柄である高校生を演じているのは、遠藤さくらだけではないでしょうか。
それだけ、高校生役が似合い、切ない青春を表現するのが上手いのだと思います。
監督が異なるのに、同じところに行き着くって不思議ですね。
それだけ、えんさくには青春を象徴する魅力があるのだと思います。
今回は全メンバー分の個人PVが特典映像として収録されており、非常に内容の濃いシングルになっています。
■27thシングル『ごめんねFingers crossed』特典映像「個人PV」(各形態別)【個人PV】「わたしには、なにもない」
・初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A収録
伊藤理々杏
梅澤美波
遠藤さくら 大園桃子
筒井あやめ
中村麗乃
林瑠奈
星野みなみ
吉田綾乃クリスティー
和田まあや



企画脚本:澤本嘉光
澤本 嘉光@sawamoto55go
個人PVは初だったんですが、
今の遠藤さくらさんじゃないと出来ないものが
残せたのかなあ、と思います。
遠藤さんの演技が風みたいでした。
乃木坂さんはいいですね、色々な才能がいて。
乃木坂46 27th 遠藤さくら 個人PV「… https://t.co/AtSmt4WlEV
2021/06/05 14:15:59
◉本人Twitterより
作曲家:大藤史
◉本人Twitterより大藤 史@fumifumioto
「ここじゃないどこか」
(作詞秋元康/作曲大藤史)
2012年 乃木坂46さんに
楽曲提供させていただいた曲。
遠藤さくらさんがPVで
この曲のワンフレーズを
素敵なクラリネットで
吹いてくださっています♪
今もこの曲を繋い… https://t.co/ktWpNjyLrr
2021/06/06 11:52:28
本編文字起こし

女1(青):「さくらはさぁ、このまま言わないつもりなの?」
さ:「何が?」
女1:「何がってわかってるでしょう?」
女2(白):「こっちはね、もう聞き飽きてんの。」
さ:「だって無理なものは無理なんだもん。言えるわけないじゃん。」
女1:「恥ずかしくなっちゃうの?」
さ:「んー、もういい、この話終わりにしよう。」
女2:「あ、来た!先輩先輩!うっそー!」
さ:「ねーからかわないで。」
女2:「すぐ振り向くじゃん、ほんとに〜!」
女2:「先輩だって!後ろ後ろ!」
女1:「うお、ガチじゃん!」
女2:「今度こそ本物!チャンスだよ、チャンスチャンス!」
2人(女1・女2)は遠藤さくらを先輩の前に連れて行く。手にはクラリネット。

先輩:「なに?」
さ:「………。」

何も言えずに、その場から立ち去る遠藤さくら。
女1・女2:「ちょっと、どこ行くの!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

土手に座り、クラリネットを吹く遠藤さくら。
女1:「ねえ、さくら。先輩、大学東京行っちゃうってよ。」
さ:「………。」
女1:「後悔するよ、さくら。」
さ:「分かってるよ。話せないんだって。あの人の前だと。」
女2:「あの人って、もしかして。その人じゃない?」

女2の目線の先に目を向けるさくら。そこには先輩が。

2人(女1・女2):「じゃあね、頑張って!それでは失礼します〜!」
2人は急いで立ち上がり、その場を去る。再び2人きりに。


先輩:「………」
さ:「………」
先輩:「行くね。」 背を向け歩き出す先輩。
さ:「♪〜〜〜♩〜〜〜♫」(クラリネットで乃木坂46楽曲『ここじゃないどこか』を吹く)

振り返る男。
先輩:「上手いね。」
さ:「好きです………好きです。」(クラリネットに口を付けながら)
歩み寄る先輩。遠藤さくらの持つフルートを手に取り、そのままそのフルートを吹こうとする。

さ:「返してください!」

男:「なんだ、ちゃんと喋れるじゃん。はい。」

再び背を向け歩き出す先輩。 遠藤さくらは、地面に置いていたバッグを持ち、先輩の後ろに駆け足で歩み寄る。

さ:「東京、行っちゃうんですか?」
先輩:「うん。」
まとめ


今回も本当に素敵な個人PVでした。
前々作、前作に引き続き、高校生の青春ストーリーを描いた作品でした。初回作では、遠藤さくら自身がオーディションに受かり、上京をしてしまうという設定でしたが、今回はその逆で、好きな相手が上京をしてしまうという設定でした。
高校生にとって、上京というのは大きな意味を持ち、自分の力ではどうする事もできない切なさ・虚しさを感じる部分だと思います。
青春の儚さは、高校生だからこその無力さが象徴しているものなのかもしれません。
次の個人PVでは、また導入歌としてえんさくの歌声を期待したいと思います。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
Array
コメント